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無添加石けんと合成洗剤

洗濯に完璧さを求めてはダメ

洗剤やシャンプーのコマーシャルを見れば、この製品でなら完璧に白く美しく洗い上げます、完全殺菌します、などと絶え間なく伝えていますが、そのような完璧さを求めれば求めるほど、実際の清潔さ、および「清潔を保つこと」の本来の目的である健康が失われていくのです。

清潔さは追い求めれば求めるほど、本物から遠ざかるものです。

清潔もほどほどに留めておかないと、かえって健康を害するのです。
手をゴシゴシ洗い過ぎると手の肌は荒れ、 洗剤で衣服などをジャブジャブ洗いすぎると繊維を傷め、 身体は細菌などに対する抵抗力を失います。

さらに、科学薬品成分を多く含んだ合成洗剤が水質汚濁などの環境破壊につながることはご存知の通りです。

無添加石けんの成分

当せっけんの原料油脂

★成分の70%・・・食用リサイクル油

調理用に使用された植物性油(廃食用油)を徹底的に精製し、高純度な脂肪酸に再生。その脂肪酸から高品質なリサイクル石けんを生み出しました。

★成分の30%・・・天然パーム核オイル

「パームカーネルオイル」とも呼びます。アブラヤシの果肉の中にある核の中身をしぼったオイルです。
ココナッツオイルととてもよく似ていてラウリン酸とミリスチン酸が多く含まれているので、石けんを硬くし、泡立ちをよくする効果があります。
殺菌効果・消臭効果が高く、肌への刺激となるカプリル酸・カプリン酸が少ない上、肌の老化・しわ・くすみ・シミ等を防ぎ、保湿や紫外線吸収効果があり、肌にうるおいを与えてくれます。

アレルギーやシックスクール症候群,肌荒れを引き起こす着色料・香料・酸化防止剤・保存料・その他有害科学物質は一切ナシ!

アブラヤシの実

合成洗剤のここがキケン!

Q1.合成洗剤とは?

A1.合成洗剤(ごうせいせんざい)とは、第一次世界大戦時ドイツで発明された、石油や油脂を原料として化学的に合成された洗剤です。
石鹸より水溶性に優れ、洗浄力が強く、石けんカスが発生しないため、洗濯機の普及とともに広まりました。

しかし、動物性脂肪を主な原料とし、従来愛用されてきた石けんにはない性質が、現在様々な面でデメリットとなっています。

Q2.なぜ合成洗剤が危険なのか?

A2-1.水質汚濁
動物性脂肪などの自然成分で作られた石けんは、排水後1日で成分が分解されて自然に還りますが、合成洗剤は分解されずそのまま川や海へ流れ、魚類や水質の環境破壊となります。

A2-2.肌荒れ・アトピー性皮膚炎・脱毛を引き起こす
家庭内で使用する合成洗剤(合成界面活性剤)による化学成分の肌への吸収は、飲食の約2倍の速さ。皮膚の表面は皮脂膜という天然のクリームで覆われていて、外部から皮膚を保護しています。合成洗剤はこの皮脂膜を破ってしまい、他の化学物質をも侵入しやすくし、肌を無防備にしてしまいます。

A2-3.発ガン性物質
合成洗剤は細胞を破壊する作用があり、最後にたどり着いた肝臓の細胞が特に悪影響を受けます。ネズミに発ガン物質と一緒に合成洗剤を与えると、発ガンのリスクが一気に上がる実験結果も出ています。

A2-4.環境ホルモンも含まれている!
成長ホルモン、甲状腺ホルモン、インシュリン、性ホルモンなど、様々な種類のホルモンが私たちの体を健康に保ってくれています。しかし合成洗剤の主成分である合成界面活性剤は、これらのホルモンの作用を邪魔する「外因性内分泌攪乱化学物質」、いわゆる環境ホルモンであります。その環境ホルモンが及ぼす害とは・・・?

具体例
▼精子の数が減るなど、生殖器の障害
▼学習能力の低下、集中力低下などの脳神経障害
▼ストレスに対する異常反応
▼妊産婦から、胎児への先天的悪影響
▼その他様々なガンやアトピーの原因

しかも環境ホルモンは、いったん体内に入るとなかなか体外へ排出されません。 だからこそ始めから身の回りに環境ホルモンを寄せ付けない事が大事なのです。

石けんをうまく使えば十分に洗浄殺菌できる

石けんをうまく使えば十分に洗浄殺菌できる

石けん 豆知識

石けん豆知識

【石けんの起源とは?】
石けんは紀元前3000年というケタ外れなほど大昔に、ローマで生まれました。羊の肉を燃やして落ちた脂肪が、灰と反応して偶然生まれたのだとか。
【日本にはいつごろ伝えられたの?】
1543年の戦国時代、種子島の鉄砲伝来とともにポルトガルから伝わりました。当時から石けんを「シャボン」と呼んでいました。
【鏡などの曇り止めに効果あり】
濡らした石けんを鏡などにこすりつけ、ティッシュなどで跡が消えるまで拭き取ると、曇りにくくなります。ボディソープを使うより石けんを使った方が効果は長持ちします。
【ウイルス退治もできる!】
炭素菌やノロウイルスも洗い流せる!石けんの洗浄力で感染予防!
【虫刺されも予防できる!】
蚊などの害虫に刺されたら、患部に濡らした固形石けんを直接擦り付けると、毒素を中和し、鎮静できます。患部を掻いてしまう前に石けんを塗りましょう!
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